「光駆動型液晶調光素子の開発」 本研究では、液晶材料とフォトクロミック化合物の有する「協調現象」を用い、太陽光でスイッチング可能な光駆動型液晶調光素子の開発を行っている。光駆動型液晶調光素子は、駆動時に電圧が不要であるため、住宅用ガラスや、自動車向けサンルーフ等への適用が期待されている。現在は、初期状態では「透過状態」、直射日光を受けると「遮光状態」へとスイッチングする素子の開発に成功している。