「液晶を用いた偏光調光ガラスの開発」 本研究では、液晶材料の「分子配向」とフォトクロミック化合物の有する「光異性化」を用い、太陽光(紫外線)でスイッチング可能な偏光調光ガラスの開発を行っている。本デバイスは3つの特徴を有する。①「紫外線照射時のみ透明⇒着色へと表示が切換る」②「偏向光を選択的に吸収する」③「液晶の誘電応答により、紫外線照射時においても透明状態を実現できる」本デバイスは、サングラス用途だけではなく、車載用ガラスなどへの適応が期待される。