液晶デバイスは今後ウェアラブル機器等のディスプレイとして応用が期待されます。そのため低消費電力・低電圧駆動の液晶が求められます。液晶デバイスの駆動電圧の低減は液晶材料の誘電率異方性の値を大きくすることによってのみ可能でした。しかし、液晶材料のバリエーションには限りがあるため、改善は限界に来ています。本技術は液晶材料に依存せず、低電圧化を可能にする唯一の技術です。本技術では電圧を掛けていない液晶材料に歪を導入することで低電圧でも液晶物質が動くことを可能にします。