【大型放射光施設を用いた触媒表面の局所構造解析】 基礎研究としては、各種触媒反応における活性点の局所構造を解明する研究を行います。つくばの高エネルギー加速器研究機構(KEK)や播磨のSPring-8などの大型放射光施設において測定可能なX線吸収微細構造(XAFS)や、赤外分光(FT-IR)、紫外可視分光などの各種分光学的手法を用いて、触媒反応に近い条件下における表面活性点の局所構造を調べ、高活性な触媒設計に必要な種々の因子の解明を検討しています。