電波吸収体などの高周波デバイスへの応用を目的に,高透磁率を有するパーマロイ及び樹脂と複合材したパーマロイ複合材の透磁率を検討した。パーマロイバルクサンプルは渦電流により数100Hzで透磁率が分散を示す。一方,複合材は数MHzまで分散を示すことなく透磁率を保持し,パーマロイ濃度が減少するとともに透磁率は減少するが,分散周波数は高周波側へとシフトする。