学会発表

基本情報

氏名 田村 雅史
氏名(カナ) タムラ マサフミ
氏名(英語) TAMURA Masafumi
所属 山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部薬学科
職名 講師
researchmap研究者コード
researchmap機関

発表題目

光学活性3,3-二置換スクシンイミド誘導体を鍵中間体とする位置およびジアステレオ選択的テトラヒドロ-β-カルボリン誘導体の合成

代表発表者名

田村 雅史

共同発表者名

中林 楓彩

学会・会議名

日本薬学会第146年会

発表形態

ポスター発表

発表開始年月

2026/03

発表終了年月

2026/03

概要

目的:キラルフェナントロリン-パラジウム錯体(L1-PdCl2)を触媒とする、アリールボロン酸を求核剤としたマレイミド誘導体の不斉共役付加反応により、第四級不斉中心を組み込んだ3,3-二置換スクシンイミド誘導体を高いエナンチオ選択性で得られることを見いだしている1)。そこで、3,3-二置換スクシンイミド誘導体を合成中間体とし、位置およびジアステレオ選択的環化反応による光学活性テトラヒドロ-β-カルボリン誘導体の効率的な合成法の開発を目的とした。
 方法・結果:キラルフェナントロリン-パラジウム錯体(L1-PdCl2)を触媒とし、窒素原子に置換基がないマレイミド誘導体(>NH)1を基質とし、求核剤としてフェニルボロン酸を用いて反応を行い、90%の収率、85% eeのエナンチオ選択性でスクシンイミド誘導体2を得た。23に誘導し、TfOHを触媒とするビシュラー・ナピエルスキー反応により生成するイミニウム中間体をNaBH4/MeOHで還元したところ、ジアステレオマー比38:1の混合物としてテトラヒドロ-β-カルボリン誘導体4が得られた。また、5を基質として、L1-PdCl2を触媒とする不斉共役付加反応を行ったところ、63%の収率、72%eeのエナンチオ選択性で3が得られた。本発表では、3の3位置換基の違いによるジアステレオ選択性への影響と反応条件の精査について報告する