学会発表

Basic information

Name Hiroyuki Takada

発表題目

加算ノイズ付加環境における原信号の歪み検出について

代表発表者名

高田 寛之

共同発表者名

 

学会・会議名

2023年度待ち行列シンポジウム「確率モデルとその応用」

発表形態

ENG

発表開始年月

2024-01-17

 

ENG

発表終了年月

2024-01-19

概要

本研究では、加算ノイズ付き信号が観測されるという仮説の下で、観測値から原信号が一定値か否かを判断する問題について考える。この問題は平滑化のウィンドウサイズをパラメータとして、平滑化関数と原信号との距離および平滑化関数と平均値との距離の2つの目的関数を同時に最小化する多目的問題として定式化される。ところが、線形和法を用いた単一目的関数の問題に帰着させるには重みを決める基準が必要である。この問題ではその基準がない。そこでそれぞれの目的変数のパラメータ変化に伴うグラフの面積と歪みの関係を数値的に調査し、歪みが大きい(小さい)信号ほど、グラフの面積が小さく(大きく)なる傾向について報告した。