主な研究課題

基本情報

氏名 嶋本 顕
氏名(カナ) シマモト アキラ
氏名(英語) SHIMAMOTO Akira

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【がん幹細胞の休眠機構解明と抗がん剤の開発】
乳がんや子宮がんは切除術後のアジュバント療法を経て、5年から10年後に再発することが知られている。がん発生の極初期にはがん幹細胞様の細胞がすでに転移巣に散らばっていることが指摘されており、長期に渡る休眠状態とその後の休眠解除がその原因とされている。我々は、リプログラミングを応用して誘導性がん幹細胞を樹立し、条件によって休眠と目覚め(再発)を制御するがん休眠モデルを作製した。このモデルを用いて休眠状態を解除する薬剤や、休眠細胞を死滅させる薬剤のスクリーニングと開発を行っている。