研究者情報
基本情報
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主な研究課題
所属
研究分野
研究経歴
研究職歴
委員歴/役員歴
学位
出身大学
研究情報
著作(論文等)
著書
学会発表
その他業績
特許
受賞歴
学会活動
客員教授
researchmap研究分野
産学連携情報
共同研究テーマ
教育情報
学識経験
シーズ集
シーズ集URL
基本情報
氏名
澁谷 典広
氏名(カナ)
シブヤ ノリヒロ
氏名(英語)
SHIBUYA Norihiro
基本情報
研究者基本情報
澁谷 典広 シブヤ ノリヒロ SHIBUYA Norihiro
主な研究課題
【腎上皮細胞における硫化水素産生とその活性変化】
生体内で産生される硫化水素には細胞保護や抗炎症などの作用を示すことがわかってきた。その硫化水素がアミノ酸の一種であるL-システインから産生されることはこれまで広く知られていたが、光学異性体のD-システインからも産生されることを初めて見出した。D-システインはL-システインよりも硫化水素の産生能が高いことから、D-システインをおもに腎保護薬として利用できる可能性を探っている。
【シスプラチン誘発性腎細胞障害に対する含硫化合物の保護効果】
シスプラチンは様々なタイプのがん治療薬として広く使用されている。しかしながら、高用量では腎障害のリスクがあるために治療効果を十分に発揮できない場合がある。この問題を解決するために、硫化水素をはじめとした低分子含硫化合物によるシスプラチン誘発性腎細胞障害の軽減効果の有無を調べるとともにその機序解明を進めている。
【グリオブラストーマのフェロトーシス感受性に及ぼす3-メルカプトピルビン酸硫黄転移酵素の影響】
グリオブラストーマは悪性脳腫瘍のなかでも頻度が高く、いまなお予後不良の疾患である。一方、最近の研究からは硫化水素ががん細胞の増殖を促進する作用が明らかにされつつある。そこで、硫化水素の産生酵素である3-メルカプトピルビン酸硫黄転移酵素に着目し、グリオブラストーマ由来の細胞株を用いて同酵素を欠損した場合の影響を解析している。硫化水素の産生制御の観点から、治療効果の向上につなげることのできる知見を見出したい。
所属
山口東京理科大学 薬学部薬学科 准教授
研究分野
薬理学、生化学、分子生物学
研究経歴
 
研究職歴
2001 蚕糸・昆虫農業技術研究所(現:農業生物資源研究所)昆虫適応遺伝研究グループ 非常勤特別研究員
2006 国立精神・神経センター神経研究所遺伝子工学研究部(現:国立精神・神経医療研究センター神経研究所神経薬理研究部)流動研究員
2010 国立精神・神経医療研究センター神経研究所神経薬理研究部 薬物動態研究室長
委員歴/役員歴
 
学位
明治薬科大学 薬学 博士(薬学)
出身大学
大阪大学大学院 工学研究科 応用生物工学専攻 博士課程 単位取得満期退学
研究情報
著作(論文等)
Hydrogen sulfide and polysulfides induce GABA/glutamate/d-serine release, facilitate hippocampal LTP, and regulate behavioral hyperactivity Scientific reports 2023/10 13 1 17663
Excess hydrogen sulfide and polysulfides production underlies a schizophrenia pathophysiology EMBO molecular medicine 2019/12 11 12 e10695
著書
 
学会発表
Protective effect of sulfur-containing molecules against cisplatin-induced nephrotoxicity ポスター発表 第97回日本薬理学会年会 2023/12
The production of hydrogen sulfide in glioblastoma ポスター発表 第97回日本薬理学会年会 2023/12
膠芽腫細胞株U-251MGにおけるフェロトーシス感受性に及ぼす硫化水素産生酵素3-MSTの影響 ポスター発表 第96回日本生化学会大会 2023/10
The production of hydrogen sulfide in glioblastoma cell lines ポスター発表 第96回日本薬理学会年会 2022/12
硫化水素とポリサルファイドの産生経路 ポスター発表 第94回日本薬理学会年会 2021/03/09
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Sulfite protects neurons from oxidative stress: Relation with hydrogen sulfide and polysulfide 口頭発表(一般) 第93回日本生化学会大会 2020/09/15
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その他業績
 
特許
無細胞タンパク質合成手段 2003-116577
D-システインを有効成分として含有する硫化水素産生誘導剤 PCT/JP2013/004428 WO/2015/008317
受賞歴
日本生化学会JB論文賞(第18回) 2010/10
学会活動
 
客員教授
 
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産学連携情報
共同研究テーマ
 
教育情報
学識経験
2024 株式会社メディックメディア 監修者
2023 株式会社メディックメディア 監修者
シーズ集
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