Researcher Information
研究者基本情報
主な研究課題
所属
研究分野
研究経歴
研究職歴
委員歴/役員歴
学位
出身大学
著作(論文等)
著書
学会発表
その他業績
特許
受賞歴
学会活動
客員教授
researchmap研究分野
共同研究テーマ
学識経験
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Basic information
Name
SUGIYAMA Aoi
研究者基本情報
杉山 葵 スギヤマ アオイ SUGIYAMA Aoi
主な研究課題
【神経・精神疾患の原因分子を自在に分解する人工ユビキチンリガーゼの構造・機能解析】 認知症やALS, うつ病などの神経・精神疾患の原因である蛋白質(基質)には,低分子・抗体医薬開発に必要なリガンド結合部位を持たないものが多い。本研究室では,従来の医薬品で標的とすることが困難だった疾患の原因蛋白質を新たな治療標的にするために,細胞内の分解系を利用した人工的なユビキチンリガーゼ (Artificial Ring Finger:ARF) を開発してきた。本研究では,うつ病の原因分子(NOS)を標的として,細胞内でNOSを分解可能なARFの設計基盤を確立することを目指す。本研究成果は,標的として重要な認知症原因分子タウや,ALS原因分子TDP-43など,他のリガンド結合部位が不明な蛋白質の分解誘導および,難治性神経・精神疾患の治療可能性につながる。
【ウイルスが精神・神経疾患を引き起こす分子機構の解明】 近年,新型コロナウイルスのみならず,世界中で様々なウイルスがヒトに対し病原性(致死性)を示し,脅威となっている。これまでに,高病原性のモデルウイルスとして古くから注目されてきた狂犬病ウイルスを例に,ウイルスの,病原性・感染可能な動物種(宿主)が限定的である(宿主特異性が存在する)理由を紐解くため,蛋白質分子の観点からヒトーウイルスの相互作用についての研究を行ってきた。その過程で,ウイルスの,感染症を引き起こす以外の作用にも興味が高じ,中でも一部のウイルスで観測され始めている「ウイルス感染が精神疾患の引き金となる」分子機構を明らかにすることを目的としている。将来的に神経疾患に対する根本的な治療法の開発及び治療薬の創成を目指している。
所属
ENG 薬学部薬学科 助教
研究分野
構造生物学,蛋白質科学,生物物理化学
研究経歴
2017 ENG 2023 狂犬病ウイルスがヒト免疫分子STATを不活化する分子機構についての研究に従事
2023-10 ENG 標的蛋白質を自在に分解する人工ユビキチンリガーゼ (ARF) の構造および機能解析研究に従事
研究職歴
2020 ENG 2023 第1回北大・日立協働教育研究支援プログラム奨学生
2021 ENG 2023 日本学術振興会特別研究員DC2
2023-10 ENG 山口東京理科大学 薬学部薬学科 生命物理化学分野 助教
委員歴/役員歴
 
学位
北海道大学 生命科学院 博士(生命科学)
出身大学
北海道大学 生命科学院 博士後期課程 修了
著作(論文等)
The Measles Virus V Protein Binding Site to STAT2 Overlaps That of IRF9. Journal of Virology 2020-08
Structural comparison of the C-terminal domain of functionally divergent lyssavirus P proteins. Biochemical and Biophysical Research Communications 2020-07
著書
 
学会発表
狂犬病ウイルスPタンパク質が宿主の免疫経路を 阻害する分子機構の解明 ENG 新アミノ酸分析研究会第13回学術講演会 2023-12
その他業績
 
特許
 
受賞歴
 
学会活動
日本結晶学会 日本結晶学会年会実行委員 2023-10
客員教授
 
researchmap研究分野
 
共同研究テーマ
 
学識経験
 
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